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こんなノートの取り方をしていませんか?
勉強しやすいノートというものは、人によってさまざまであると思います。「こんなノートでなければならない!」というものはありません。人に見せるためのものではないので、自分だけ分かればいいのです。
ただ、ノートを作っていくうえでぜひ押さえておきたいポイントがあります。
ノートづくりに凝ってはいけない
上で述べた通り、ノートは自分がわかれば十分なので、必要以上に丁寧に書く必要はありません。綺麗に書いても、学力やテストの点数が飛躍的にアップすることにはなりません。
また、授業のまとめのノートを一生懸命作る人もいましたが、これは非常に効率が悪いです。時間がかかる割には頭にはあまり入ってきません。
こういうことをするのなら、メモしたノートや参考書に書いてあることを読み直したほうが労力が少なく、学習効果も高いです。
ノート作りに精を出すくらいなら、模試や問題集を1問でも多く解いたほうがよほど力がつきます。使えそうな問題が見つかったら、それをノートに貼り付けておくというのもいいですね。
黒板を写すだけにならない
先生が黒板に書いたものを写していくだけでは、自分の理解につながりません。先生はずっと黙って板書するのではなく、口頭でも解説するでしょう。
このときの解説の中には、黒板には書かれていない必要な内容が含まれていることも多々あります。これは話を聞いていないと見逃してしまいます。
「ノートに書くことは黒板に書かれたことだけではない」ということを覚えておきましょう。
ノートを書くよりまず理解
まずは先生の話を聞いて理解していくことのほうが何より大切です。
ノートは他の人にコピーさせてもらえば、後からでも手に入れることができます。しかし、そのときに先生が話していた内容だけは、ビデオテープに録画していない限りどうやっても手に入れることができません。
もしも、ノートを取ることと先生の話を聞いて考えることが同時進行できないときは、話を聞くことのほうに集中するようにしてください。
話の内容に理解出来ない部分があったら、そこをノートに書いておいて、できるだけ早く質問にいくのがいいでしょう。
過去問ノートをつくる
これは学校の定期テストではなく受験対策になりますが、過去問ノートは絶対に作るべきといえます。
受験において、過去問がいかに重要であるかは何度もお伝えしてきました。過去問ノートを作ることで、ただ解説を眺めているだけでは身につかない力がついてきます。
過去問ノートは、さかのぼって5年分くらいまでいければ上出来でしょう。もちろん、余裕があれば10年までさかのぼってもかまいません。
模試ノートを作るという方法もありますが、こちらは過去問ノートの効果には及びません。模試ノートよりも過去問ノートのほうが重要です。
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