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どのようにすれば覚えられるのか
「記憶することが苦手な人のために」というタイトルですが、そもそも「覚えるのが得意!」という人はあまりいないでしょう。
学生時代、周りでそのようなことをいっている人はいませんでしたし、私自身も記憶力は決していいほうではありません。2日前の夕飯すらも思い出せないくらいでした。
しかし、試験ではそうも言っていられません。覚えるべきことはしっかりと覚えておかないと、得点に結びつくことはできません。
世の中には実にさまざまな記憶法が出回っていますが、そのどれもが万人に当てはまるわけではありません。結論を言ってしまえば、必要に応じて、本人がもっとも適しているとされる覚え方を見つけていくのが一番です。
ここでは、スムーズに覚えるためのいくつかのヒントを紹介しています。自分に一番合っていると思う方法を見つけて、可能なかぎり実践してみてください。
知識を奇抜な連想に結びつける
ただひたすら記憶するという方法では、次第に疲れて飽きてしまいます。そこで、頭をリラックスさせて、自由に発想を働かせてみてください。
例えば、つまらない駄洒落や口に出せないような奇想天外な発想で、退屈にならないための工夫をしてみることです。
覚えたい内容で物語をつくってみる
これは連鎖視覚化法と呼ばれる記憶法に似ています。複雑な数式や化学式なども、記号や数字を身近なものに置き換えて物語を作っていけば、格段に覚えやすくなります。
覚えるべきものをABCD・・とした場合、
男がAを持ち歩いているとBという男がやってきて、
Cという場所に来ないかと誘われ、Dという結末になった...
というような感じです。物語の作り方も自由でかまいません。
当事者になりきって感情移入してみる
歴史などの教科を覚えていく場合、歴史上の人物になりきって、本人の立場で感情移入してみる方法があります。単に記憶していくよりも楽しく覚えられることでしょう。
体全体を使って覚える
覚えるときに、ただ本を黙読するだけではなかなか頭にインプットすることはできません。そこで、手や口などの体全体を使って覚えていく方法が有効です。
何度も紙に書き出すことで覚えようとする人がいますが、これも覚えやすい方法です。あるいは声を出して、聴覚から覚えていくのもいいでしょう。
一度覚えた歌やダンスはなかなか忘れにくいものです。これは自然に体が覚えているためです。
自分の通勤・通学路に結びつける
これは覚えたときの状況から記憶をたどっていく方法です。ものを探すときにも、ただ闇雲に探すよりも、最後に使った状況を思い出しながらのほうが見つかりやすいことは言うまでもありません。
そして、自分がいつも通っている通勤・通学路の風景と、歴史上の出来事などを結びつけて記憶してみるとよいでしょう。順を追って覚えていくことにより、忘れるのも防ぐことができます。
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