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勉強に不要な作業はしない
試験のための勉強は、はじめから不要な事はやらないと決めておくべきです。私たちは試験で満点を取ろうとしているのではありません。合格するために必要な点を取ればそれでいいのです。
完璧主義者と言われる人は、100点をとろうとしなければ気が済みません。しかし、完璧主義者ほどもろい部分も多くあります。
合格圏内に入っていれば、70点でも良しとする姿勢が大切です。
不要な部分(出題率が極めて低い問題、ほとんどの人が解けないような高度な問題)ばかりに時間をかけていても効率が悪いだけです。
もっと重要な部分(毎年出題率が高い問題、点数を稼げる分野)に時間をかけていかなければなりません。
「きれい」なノートやカードは必要ない
これは女子学生や几帳面な男子に多いことですが、ノートを見栄えがよくとても丁寧に書く人がいます。
しかし、テストや模擬試験を受けてみると、どうもパッとした成績が残せていない・・・
こういうタイプの人は要注意です。
ノートをきれいにとることに力を入れており、肝心の実力がついていっていないのです。
ノートは他人に見せるために使うのではありません。自分が分かればそれで良いのです。ある成績が優秀な人のノートを見せてもらったところ、とても汚い字に加えて、赤字でびっしり書かれており、他人にはなにがなにやら分からない状態になっていました。
本人いわく、「こんなノートが一番頭に入りやすい」とのこと。
それこそが「美しい」ノートであるといえましょう。見た目がきれいなだけで、自分の頭に入らないようなノートには意味はありません。
また、英単語や数学の公式を一生懸命カードにしている人も見かけます。
このようなものは、はっきり言ってしまえば作る必要はありません。この作業に時間を使うのなら、一つでも多く問題を解いていった方がいいです。
なかには、実力が十分についているのに、カードを作るという人がいます。これは非常にもったいありません。もっと時間を大切に使いましょう。
作業≠勉強
以上のように、多くの人は作業が勉強であると勘違いしてしまっているようです。多くの資料をコピーしたり、整理していますが、こんな作業は無駄なのです。
このような人は、たいして実力がついていないので、大切な試験で落ちてしまうことになります。本人は一生懸命勉強していたかもしれませんが、それは”勉強をしたつもり”なのです。
無駄な作業をしている人は今すぐ止めて、本当の勉強の仕方を知りましょう。
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