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問題集の使い方
まずは過去問からとりかかる
なにから勉強をはじめていいか分からない人も、まずは過去問からつぶしていきましょう。
「まずは基礎からじっくりやるべきでは?」
という声も聞こえてきそうですが、基礎力も過去問を解いていくことで自然に養われます。過去問を読んで、その解説を読むことがそのまま力となっていくのです。
過去問を解いていくと次のようなことがわかってきます。
- 出題される分野の頻度(どこを勉強しなければならないのか)
- 出題される問題の形式(どういうふうに勉強すればいいのか)
- 出題される問題のレベル(どの程度まで勉強する必要があるのか)
これらが分かってくると、自分のやるべきことが見えてくるようになります。合格点に必要な点数が分かり、合格に必要でない分野をきっぱり捨てるという判断もできるようになります。
次は各試験対策の予想問題集をつぶす
過去問だけでもほぼ十分といえますが、やるべき過去問がひととおり終われば、次は予備校が出している各試験対策の問題集に取りかかるべきです。
試験によっては新しい問題の検討も必要になってきます。予備校では、新しい出題を予想して問題を作成しているので、これらも重要となってくるのです。
必要のない書物
出題予測のために、学者の論文や学会の動向などを研究している人がいますが、これらは無駄なことです。試験に合格するための実力はつかないのですぐにやめましょう。
学者の書いた専門書である「基本書」も、試験対策として読む必要はありません。これらは辞書としては使えますが、わざわざ自分から購入することはしないようにしましょう。
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