スポンサード リンク


国が定めたウイルスの定義

ウイルスの定義には国が定めたものもあるので紹介しましょう。

 

これは1995年に、現在の経済産業省がまとめたものです。コンピュータウイルスの対策方法をまとめたサイト「コンピュータウイルス対策基準」が公開されています。

 

国では、ウイルスは1.自己伝染機能、2.潜伏機能、3.発病機能の3つの特徴があるとしています。

 

■コンピュータウイルス対策基準
URL http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/CvirusCMG.htm

 

1.自己伝染機能

ウイルスが実行されたときに、自分のコピーをコンピュータの別の場所に作り、どんどん増えていく機能です。他のシステムに伝染してしまいます。

 

2.潜伏機能

ウイルスが実行されてもすぐには活動を開始しないことを指します。インフルエンザウイルスに感染後、数日から1週間は症状が出てこないのと似ています。

 

一定時間が経過したり、定められた処理回数をこなすなどの条件が満たされると、破壊活動をはじめます。

 

3.発病機能

ウイルスプログラムが実行されると、ハードディスク(HDD)のデータを破壊したり、個人情報を漏らしたり、パソコンの動作を不安定にするなどの危害を与える機能です。

 

国が定めたウイルスの定義は以上です。ただし、あくまで基準であり、実際のウイルスの活動はもっと幅広いものもあります。

 

例えば、有益なプログラムのように見せかけて害を与える「トロイの木馬」や、ユーザーの個人情報を盗み見る「スパイウェア」もウイルスの一部であるとされることもあります。

 

スポンサードリンク

国が定めたウイルスの定義関連エントリー

コンピュータウイルスとは何なのか
コンピュータウイルスとは悪意をもって作られたプログラムのことをいいます。
コンピュータウイルスの定義とは?
コンピュータウイルスの定義について紹介しています。
コンピュータウイルスの種類
コンピュータウイルスの種類はたくさんありますが、「ワーム」、「トロイの木馬」、「スパイウェア」などのパソコンのウイルスを解説していきます。
ウイルスの正式名称
ウイルスの正式名称は、命名規則に基づいて付けられています。ウイルス対策ソフトベンダーごとにも異なっています。
CAROでのウイルスの命名規則
ウイルス名の付け方には基準となるものが存在します。世界的なウイルス研究者組織「CARO」が1991年に定めています。
ウイルスを作成する動機(理由)は?
ウイルス作者はなぜウイルスを作るのでしょうか?さまざまな理由を取り上げてみました。
ウイルス作者と技術レベル
一般的に「コンピュータウイルスを作成する人たちは高度な技術をもっている」と思われていることが多いですが、実はそれほど高い技術を必要としない場合が多くあります。
ウイルス作成ツールの存在
技術をもっていない人でも簡単にウイルスを作成できてしまう方法があります。それが「ウイルス作成ツール」を使うというものです。ソースコードを書く必要もありません。
ウイルス作者の逮捕までのいきさつ
ウイルスを作成して不特定多数にばらまくのは犯罪です。ウイルス作者の逮捕までの流れを紹介していきます。
セキュリティホールの発見と対策
ウイルスの感染経路であるセキュリティホール対策とセキュリティパッチの適用について書いています。
ウイルスチェックの方法
ウイルス対策ソフトのウイルスを見つけ出す方法について解説しています。ほとんどは「パターンマッチング」という方法になります。
ウイルスの「駆除」「隔離」「削除」の違いとは?
ウイルス対策ソフトには、「駆除」「隔離」「削除」という3つの機能が付いています。この違いを解説していきます。
新しい脅威「ボット」と「ボットネット」とは?
最近聞かれるようになった「ボット(bot)」と呼ばれるウイルス(不正プログラム)と、多数のボットによって構成される「ボットネット(botnet)」について解説しています。ボットウイルスに対する正しい知識を身に付けて、その被害に合わないように注意してください。