大切なデータはバックアップをとる

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バックアップとは

ウイルスの悪事には、ファイルを勝手に削除してしまうというものがあります。不要なファイルならまだかまいませんが、代替が効かない大切なデータの場合、復旧させることが困難になってしまいます。そこで、定期的に大切なデータはバックアップをとるようにしておきましょう。

バックアップとは、HDD(ハードディスク)にあるファイルを、ＣＤやＤＶＤ、外付けＨＤＤなどの外部メディアに記録して保管しておくことをいいます。バックアップを取ることで、HDD内のデータを削除されたとしても、後から復活させることができます。

ただし、バックアップといっても、同じCドライブ内にデータをコピーしておくだけという方法は意味がありません。これはドライブ自体が破損してしまった場合、復旧が困難となるためです。

ＰＣが起動しなくなることも考えられるので、必ず外部メディアに保存するようにしましょう。

保存対象となるデータ

ＨＤＤ内のデータをすべてバックアップしようとすると膨大な容量となるので、必要と思われるデータのみでかまいません。（なかにはHDD内のデータを丸ごとバックアップするソフトもありますが）

【バックアップしておきたいデータ】

• 作成したワープロや表計算などの文書ファイル
• 送られてきたメール
• アップロードしたホームページのデータ
• デジカメの画像　　など..

記録用メディアの保存方法にも注意

記録用のメディアとなるＣＤやＤＶＤは、太陽の光に弱く、長時間おいておくと読み込めなくなる場合があります。また、読み取り面に傷をつけてしまうと、読み込みが不可能になることもあります。

外付けＨＤＤの場合は、落下などの衝撃や熱に十分注意するようにしましょう。最近では衝撃に対してはかなり強度が上がっていますが、それでも取扱いには気をつけるに越したことはありません。

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