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最も普及しているInternet Explorerは狙われやすい

インターネットを閲覧するためのソフトウェアはブラウザソフトと呼ばれますが、Windowsでは標準でInternet Explorerがインストールされています。ネットを利用する多くの方は、このInternet Explorerを使う機会が圧倒的に多いでしょう。ブラウザのシェアを見てみても、やはりInternet Explorerが7割以上を占め、他のブラウザソフトの使用割合は極端に低くなっています。しかし、多くの人に使われているソフトウェアは、それだけウイルスの標的になりやすいのも事実です。ターゲットの数が多く、感染すると瞬く間に拡大してしまい影響も大きいためです。

 

そこで、特に問題がなければ、Internet Explorer以外のブラウザソフトを使ってみるとよいでしょう。フリーでもたくさん公開されているので、簡単に手に入れることができます。セキュリティの向上のために、別のウェブブラウザを使うことは効果的です。

 

Mozilla

 

Internet Explorerに次ぐシェアを誇っているブラウザソフトで、プログラムを誰でも見ることができるオープンソースのブラウザになります。オープンソースなので、バージョンアップもどんどんされており、日々開発が進んでいます。Mozillaの特徴は、1つのウィンドウに「タブ」を使って複数のページを切り替えて表示できるようにしたり、ブックマークの登録や管理がより強化されています。外見も切り替えることが可能になります。また、ブラウザ以外にもメールソフトやHTMLエディタも付属しています。

 

Firefox

 

FirefoxはMozillaの余分な機能を削除したブラウザです。シンプルで分かりやすい画面構成になっており、動作が軽く、表示や起動にかかる時間がかなり短縮されています。慣れればInternet Explorerより使いやすいでしょう。しかも、Firefoxなら他のブラウザソフトからの移行も簡単です。以前のブラウザのお気に入り、各種の履歴、パスワードなどの情報をスムーズに引き継ぐことができます。

 

Netscape

 

歴史が古いブラウザソフトで、Mozillaをベースに作られています。かつてのシェアの1位を占めていましたが、Internet Explorerに代わられてしまいました。Netscapeは、MacAfeeのオンラインウイルスチェックツールやスパイウェアチェックツールと連動する機能が付いています。Mozillaとよく似ているので、Mozillaを使ったことのある方は違和感なく操作できるでしょう。

 

Opera

 

OperaはOpera社(ノルウェー)が開発しているブラウザソフトです。Operaの場合は、無料で利用する場合は、ウィンドウの中に広告が表示されるようになっています。Operaの特徴は、表示スピードの速さに定評があります。快適な表示スピードを求める方におすすめです。また、ホームページを自由に拡大縮小したり、ポップアップウィンドウの防止も容易に設定できます。

 

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ここまでいくつかのブラウザを紹介してきましたが、ホームページを表示するプログラムである「レンダリングエンジン」には少し注意をしましょう。Internet Explorerと同じレンダリングエンジンを使っているソフトは、ブラウザをせっかく変更しても、セキュリティホールを解決するという点では意味がありません。上記で紹介したブラウザソフトは、Internet Explorerとは違うレンダリングエンジンを使っているので問題はありませんが、独自で他のソフトを使用する場合は前もって調べるようにしておくと良いかと思います。

 

関連ページ→標準ブラウザ設定の変更

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