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バックドアを開けるウイルス
ウイルスによっては、パソコンにバックドアを開けてしまうものがあります。バックドアとは「裏口」という意味であり、ネットワーク経由で他のパソコンから侵入を容易にしたり、パソコンを自分の意のままに操るようにできたりします。強引にセキュリティホールを開けられてしまうと理解すれば分かりやすいでしょう。
このバックドアを仕掛ける目的の多くは、スパムメールを大量に配信するためです。スパムメールとはいわば迷惑メールのことであり、怪しいサイトへの誘導や商品の購入を押しかけてくるなどの迷惑なメールのことです。最近ではスパムメールが増加していますが、バックドアを開けられたコンピュータが大きく関係しているといわれています。
スパム業者はスパムメールを送る際に、ウイルスが感染したコンピュータを中継することによって、身元が分からないように偽装しているのです。スパムメールを直接自分のパソコンから送信してしまうと、法律で罰せられるおそれがあるためです。
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バックドアを開けるウイルス関連エントリー
- ファイル・データを削除するウイルス
- ウイルスの被害でもっとも分かりやすいのが、大切なファイルやデータを勝手に削除されてしまうものです。
- パソコンの動作が不安定になるウイルス
- コンピュータウイルスに感染するとパソコンの動作が不安定になることがあります。
- ファイルをばら撒くウイルス
- コンピュータウイルスによっては、HDD内のファイルを勝手に送信したり、ダウンロードができる状態にしてしまうものがあります。
- 個人情報を漏洩するウイルス
- ウイルスの挙動として、個人情報を盗み出そうとするものがあります。キーロガーなどが有名です。
- ホームページを攻撃するウイルス
- ウイルスの中には、ある特定のホームページを攻撃する目的で作られたものがあります。
- ネットワークに負荷をかけるウイルス
- ネットワーク感染型のウイルスは、通信領域を圧迫してネットワークに負荷をかけてしまいます。
- 携帯電話向けウイルスの登場
- コンピュータウイルスはパソコンだけでなく、携帯電話に感染するものも登場してきました。