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ホームページを攻撃するウイルス
最近増えてきたウイルスに、特定のホームページを攻撃するというものがあります。
まずはホームページの仕組みを紹介していきます。ホームページのデータはサーバ(ウェブサーバ)のコンピュータに保存されています。サイトにアクセスがあると、サーバがデータをアクセス元に返していることでページが表示されています。
しかし、サーバに一時的にアクセスが大量に流れ込むと、コンピュータの処理能力を超えてしまい、アクセスしてもページがまったく表示されないか、サーバ側に異常をきたしてしまいます。
このような攻撃をDOS(Denial Of Service)攻撃といい、ウイルスはそのホームページに連続してアクセスを繰り返すという単純な方法で目的を遂げています。
また、ウイルスは、感染した多数のコンピュータから一斉に同じサーバにアクセスして攻撃することもできます。1つのサーバに集中してDOS攻撃を仕掛けることを、DDOS攻撃と呼ぶこともあります。
このようなDDOSを行うウイルスとして、2003年に登場した「MSBlast」があります。このときは対策がしっかりとられていたために被害は出ませんでしたが、ウイルスの脅威を見せつけられるかたちになりました。
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ホームページを攻撃するウイルス関連エントリー
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- パソコンの動作が不安定になるウイルス
- コンピュータウイルスに感染するとパソコンの動作が不安定になることがあります。
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- コンピュータウイルスによっては、HDD内のファイルを勝手に送信したり、ダウンロードができる状態にしてしまうものがあります。
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- ウイルスの挙動として、パソコンのバックドアを開けてしまうものがあります。
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