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パソコンの動作が不安定になる
ウイルスに感染したパソコンの症状として多いのが、動作が不安定になるというものです。パソコンの不調にはいろいろありますが、具体的には以下のような症状があります。
- パソコンの起動や終了、アプリケーションソフトの実行に時間がかかるようになる
- 急にフリーズすることが多くなる
- OS、ソフトが強制終了することが多くなる
- インターネットにうまく接続できなくなる
パソコンが不安定になってしまうと、使う側のストレスが増大するだけでなく、作業効率も著しく低下してしまいます。また、このような不安定な状態になるのは、ウイルスが目的としていない場合もあります。
ウイルスが実行されるコンピュータ環境は考慮されていない
実のところ、ウイルスに感染したことによってパソコンが不安定になるという事例の多くは、ウイルス自身のバグ(不具合)などが原因となっているケースによるものです。
ウイルスはコンピュータに害を与える目的で製作されたプログラムであり、ウイルスが実行されるコンピュータ環境は考慮されていません。市販されているソフトのように、本来の正規なプログラムならば、しっかりと動作環境をテスト(デバッグ)して作られていますが、ウイルスにはその必要がありません。
しかもウイルスを作る開発環境は整備されていない場合がほとんどです。このような理由から、ウイルス製作者の意図していない動作がパソコンを不安定にしているケースがあることを頭に入れておきましょう。
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パソコンの動作が不安定になるウイルス関連エントリー
- ファイル・データを削除するウイルス
- ウイルスの被害でもっとも分かりやすいのが、大切なファイルやデータを勝手に削除されてしまうものです。
- ファイルをばら撒くウイルス
- コンピュータウイルスによっては、HDD内のファイルを勝手に送信したり、ダウンロードができる状態にしてしまうものがあります。
- 個人情報を漏洩するウイルス
- ウイルスの挙動として、個人情報を盗み出そうとするものがあります。キーロガーなどが有名です。
- バックドアを開けるウイルス
- ウイルスの挙動として、パソコンのバックドアを開けてしまうものがあります。
- ホームページを攻撃するウイルス
- ウイルスの中には、ある特定のホームページを攻撃する目的で作られたものがあります。
- ネットワークに負荷をかけるウイルス
- ネットワーク感染型のウイルスは、通信領域を圧迫してネットワークに負荷をかけてしまいます。
- 携帯電話向けウイルスの登場
- コンピュータウイルスはパソコンだけでなく、携帯電話に感染するものも登場してきました。