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試験に合格できる力
1.基礎力
まず、どんな試験に合格するためにも「基礎力」は絶対に必要になってきます。なぜなら、基礎が身についていないと応用力もつけることができないからです。
基礎力とは、科目の単純な知識と捉えておけばいいでしょう。センター試験を受ける方は、高校の教科書の内容や公式などの基礎力がついていなければ、得点を取ることができません。
まずは教科書や参考書を熟読して、知識をどん欲に吸収していくことからはじめていきましょう。難しい問題を解こうとする前に基礎をガッチリ固めておきます。物事の順番を間違えないようにしましょう。
2.応用力
基礎力はあっても問題を解く力がなければ、十分な得点を取ることはできません。問題を解く力とは応用力です。
資格を取得するために予備校の講座を真剣に受けている人がいますが、なかなか合格できないという人がいます。なぜ合格できないのか?それは、科目に対する知識はあっても、問題を解くための力がないからです。
やや難しいかもしれませんが、問題が解けるようになるためには、知識と問題を繋げて構造化していくことが必要になります。難しい試験になるともっと処理が複雑になっていきます。
また、高度な論述試験(司法試験、公認会計士試験、弁理士試験など)では、問題が解けただけでは合格できません。論述試験に対しては、国語力と論理の展開をする力が必要になってきます。論述試験を解くための力も身につけなければなりません。
3.得点力
基礎力、応用力の2つがあっても必ず合格できるとは限りません。試験の本番ではそれを得点に結びつける力が必要となります。つまり得点力です。
当たり前ですが、本番の試験(中間テストや期末テスト)では制限時間があります。家でゆっくりやれば解けた問題でも、本番で時間内に解けなかったら意味がありません。
また、本番では独特の緊張感があります。学校の試験ならともかく、1年に1度しかない大学受験や資格試験に全力で挑んでいるのです。周りの雰囲気にのみ込まれてしまっては、普段の力を発揮させることはできません。
さらに、予想していないような問題が出題されることも考えられます。そのような問題が出された際に、すぱっと切り捨てて自分が解ける問題から解いていくという臨機応変さも必要になってきます。
得点力を鍛えるためには、本番同様の環境で何度も試験を受けることが重要です。模試を何度も実施しているのは、得点力を鍛えるためでもあります。
以上で紹介したように、試験に合格するためには、基礎力、応用力、得点力の3つが必要となります。どれか一つでも欠けてしまうと、合格への道から遠ざかってしまいます。自分に今足りない力は何かをもう一度見つめ直してみましょう。
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