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人気のミニノート(5万円パソコン)
ミニノートとは
大幅な景気の後退で個人消費が伸び悩み、さまざまな商品が売れにくい時代になっています。しかし、そのなかで爆発的に売れているミニノートパソコンがあります。俗に「5万円パソコン」、「ネットブック」などと呼ばれています。
ミニノートの発端は、台湾のASUS(アスース)が「199ドルPC」として発売した「Eee PC」です。これに準じて多くのメーカーが同じような価格帯で発売しました。
パソコンといえば、これまでは高機能・高価格が志向されており、高機能な小型のノートパソコンも次々に販売されてきました。しかし、搭載ソフトを絞り込み、最小限のスペックにすることで、5万円台という低価格を実現しています。
ミニノートの特長
- インターネットの利用に特化しており、外出先でネットが使えるように無線機能を搭載したモデルが多い。
- OSはWindows XPが主流で、安価なOSを搭載している。
- エクセルやワードなどのオフィスソフトを搭載していなく、必要なソフトに絞られている。
- パソコンの動作速度はあまり速くなくて済むため、インテル社のAtomなどの廉価版のCPUが使われている。
【人気のミニノート】
ディスプレイ | 8〜10インチ |
---|---|
CPU | インテル社のAtom |
OS | Windows XP、その他の安いOSを搭載したもの |
メモリ | DDR2-SDRAMで約1GBを搭載したもの |
フラッシュメモリ | 機種によっては、ハードディスクの代わりにSSDを搭載 |
通信機能 | 無線LANアダプタを搭載 |
ミニノートを買うときの注意点
さきほども述べたように、ミニノートは低価格ですが、プレインストールされているソフトが少なくなっています。オフィスソフトなどは搭載していないため、後から使うようになった場合は、別途に製品版のソフトを購入してインストールしなければなりません。(オープンオフィスなど、無料でネットからダウンロードできるソフトもあるので利用するのも手です。)
また、CDやDVDなどの光学ドライブを搭載していないことも多いです。パソコンのソフトをインストールするにはドライブが必要となるので、その分コストがかかることもあります。さらに、CPUの動作速度が遅いため、ブラウザで画像や動画がスムーズに表示されない場合もあります。
以上のような理由から、ミニノートをメインのパソコンとして利用するのは難しいでしょう。使用目的をよく考えて選ぶようにしなければなりません。
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