LANポートと無線LAN規格の種類

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LANポートとは、インターネットに接続するためのLANケーブルの差し込み口のことをいいます。

インターネットが現在のように普及する前のパソコンでは、インターネットに接続するためには、LANカードなどのネットワークカードを別に購入して取り付けなければなりませんでした。

現在のパソコンでは、ほぼすべてに初めからLANポートが内蔵されています。LANポートにLANケーブルを差し込むだけで、インターネットを楽しむことができるようになりました。

インターネットへの接続は無線も可能です。煩わしいケーブルがなくなるので、家の中でパソコンを持ってどこでもインターネットを利用することができるようになります。

ただし、そのためには無線LANルータ（アクセスポイント）と無線LANアダプタが必要になります。

最近のノートパソコンには、無線LANアダプタが初めから搭載された製品も多く出回っています。インターネットのプロバイダに加入する際にも、無線LANパックがセットになっているプランもあります。

無線LANでデータを送受信するための標準規格は「IEEE 802.11」と呼ばれます。IEEEは”アイトリプルイー”といいます。

規格にはいくつかの種類があります。その帯域や伝送速度は以下のようになります。

規格/帯域/伝送速度

世界標準規格。8チャンネル利用。

伝送速度が遅い。4チャンネル利用。

他の機器からの干渉を受ける可能性が高い。3チャンネル利用。

通信距離が長い。

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