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Administratorでログインするには?
Vistaの場合、XPとは違い「管理者」ユーザーであっても権限が一部制限されています。権限の制限によって、パソコンの重要な設定を変更することができなくなります。権限の変更自体は、「ユーザーアカウント制御」からできるのですが、すべての権限をもつ「Administrator」になるには、Vistaのエディションによって異なってきます。エディションによっては、コマンドプロンプトで操作しなければならないので、慣れていない方には若干苦労するかもしれません。
Ultimate、Business、Enterpriseの場合
「コンピュータの管理」から設定することができます。場所は、「コントロールパネル」→「管理ツール」→「コンピュータの管理」をダブルクリックします。そして、「システムツール」→「ローカルユーザーとグループ」→「ユーザー」へとすすんで、表示されている「Administrator」をダブルクリックしましょう。
続いて「Administratorのプロパティ」という画面が表示されます。ここで「アカウントを無効にする」のチェックを外して「OK」をクリックしましょう。するとアカウントが有効に設定されます。
最後にパソコンを再起動してAdministratorでログインしなおしましょう。
Home Basic、Home Premiumの場合
この場合はコマンドプロンプトで設定することになります。コマンドプロンプトは、「スタート」メニュー→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。そして次のコマンドを間違わずに入力しましょう。
net user administrator /active:yes
これでAdministratorでログインできるようになります。なお、Administratorを無効にするには最後の yes の部分を no にかえることで対応できます。
Administrator権限にすれば、そのパソコンを自由に操作することが可能になります。よって、作業が終了すれば、セキュリティ対策のために無効になおしておくことをおすすめします。
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