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Windowsファイアウォールで起こるトラブル
Vistaには、「Windowsファイアウォール」がはじめから備わっています。ファイアウォールとはパソコンとインターネット間でやりとりされるデータを監視して、不正侵入や個人情報の流出を防ぐためにつくられたソフトのことです。しかし、このWindowsファイアウォールが原因でネットを利用する際によくトラブルが発生することがあります。
例えば、ネットワークを使用するようなソフトは、Windowsファイアウォールの機能が反応して警告を発することがあります。接続もそのサイトから遮断されるので、Windowsファイアウォールの設定で許可を出す必要があります。Windowsにはじめからインストールされているソフト（IEやメーラーなど）は最初から許可されています。
Windowsファイアウォールの設定を変えるには、「コントロールパネル」→「Windowsファイアウォール」を開きます。推奨は「有効」ですが、接続できないような場合は「無効」を選択してみて試しましょう。なお、「推奨されません」という注意書きの通り、セキュリティのレベルが下がるので普段はファイアウォールを有効にしておくことをおすすめします。
また、従来のXPでは、ファイアウォール機能は、外部から入ってくるデータを監視して内部のパソコンに侵入させないようにするものでしたが、新しくVistaから「出ていく」データもチェックできるように変更されました。これにより、パソコン内の個人情報が外部に流出するのを防ぐことができます。
※他人とファイル共有ができないというトラブルも、ファイアウォールの設定が原因となっている場合がよくあります。
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