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個人情報とは?
現在ではパソコンがほとんどの家庭や職場に普及しており、大切なデータをパソコンにたくさん保存していることがよくあります。そのなかには知られてはまずい個人情報も含まれているでしょう。
そもそも個人情報とはどのようなものなのでしょうか。個人情報とは、その情報があれば誰のことなのかがわかってしまう情報のことを指します。
住所、氏名、住民票コード、性別、生年月日、電話番号などは、直接個人を特定できるもので、基本情報と呼ばれています。
その中でも、出生地、家族関係、勤務先、思想、交友関係などは、取り扱いに配慮が必要な情報とされています。これをセンシティブ情報(機微な情報)と呼びます。
さらに、他人に知れ渡ると社会的差別につながる人種や民族、犯罪歴、金融資産情報、医療関係のカルテや検査記録などは、いっそう取り扱いに注意しなければならない情報となります。これはハイセンシティブ情報と呼ばれています。
個人情報の流出で何が起きるのか
現在の個人情報流出と深く関係しているのがインターネットです。ネットショッピングやオークションサイトでクレジットカード情報を入力することが多くなりました。
ブログなどのサイトを利用する際には、会員情報の登録が必要になります。このときに不必要な情報まで書き込んでしまうことも考えられます。
ネット上にあるサイトはすべて安全であるとは限りません。なかには個人情報を集めるのが目的である場合もあります。
また、パソコンがウイルスに感染してしまい、ネット上に個人情報が流出する事件も起こっています。ファイル共有ソフト「Winny」を介してネットワーク上に流出したという話はよく耳にします。
もし、あなたの個人情報が流出してしまい、それを悪用されたらどのような被害を受けてしまうのでしょうか?次のようなことが考えられます。
- 名簿業者によって個人情報が売買される
- いろいろなところから勧誘の電話がかかるようになる
- 他人が自分になりすましてメールが送信される
- 迷惑メールが多く送られるようになる
- クレジットカードを勝手に使われて、高額な請求がくる
個人情報流出への対策
ネット社会の現在では、個人情報をまったく提供しないということは不可能に近いでしょう。個人がいくら注意していても、会社のデータ管理が甘ければ顧客情報も外部へ漏れてしまいます。
会社では記憶メディアやノートパソコンの持ち出しを禁止しているところがほとんどです。しかし、それでも一部の人が規約を守らずに社外へ持ち出しをするケースも発覚しています。
こうした状況のなかで、100%個人情報流出を防ぐことは難しいですが、1人ひとりができることはあります。インターネットによる流出を防ぐためには、自己防衛の意識が大切です。
チェックポイント
- 個人情報が含まれる印刷物は、シュレッダーを必ずかける
- PCやUSBメモリなどの盗難に気をつける
- ネット上で安易に個人情報を公開しない
- ネット上のアンケートには注意しておく
- パスワードは他人が推測できないように設定し、定期的に変更する
- ネットカフェでのパソコンの使用後は、履歴などのデータを削除しておく
- ウイルス対策ソフトの導入、ファイアウォールなどでウイルスによる流出を防止する
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