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Windows Vistaのインストール方法
Windows Vistaをパソコンにインストールするには、クリーンインストールとアップグレードの2つがあります。その2つの違いを説明しています。
クリーンインストール
Windows Vistaには、製品版とアップグレード版がありますが、そのどちらでもクリーンインストールすることができます。ただし、アップグレード版の場合は、インストールの際にWindows XPのCDが必要となります。
クリーンインストールとは、ハードディスクにWindows Vistaだけをインストールすることで、それ以外のOSはインストールしません。
クリーンインストールの長所は、パソコンの動作速度が速いことがあげられます。また、ウイルスやスパイウェアなどのプログラムをクリーンにすることもできます。短所は、アプリケーションをインストールし直さなければならないことや、作成したファイルが失われてしまうのでバックアップが必要な点です。
アップグレード
Windows Vistaのアップグレード版を購入すると、アップグレードすることができます。アップグレードとは、Windows XP SP2がインストールされているパソコンにWindows Vistaを上書きすることをいいます。
アップグレードの長所は、すでにインストールされているアプリケーションや周辺機器のドライバもそのまま使えることです。短所は、パソコンの動作が遅くなることです。
まとめ
クリーンインストール | ■長所・・・パソコンの動作速度が速い。ウイルスなどの不正なプログラムもクリーンにできる。 ■短所・・・アプリケーションを再インストールしなければならない。周辺機器のドライバを再インストールしなければならない。 |
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アップグレード | ■長所・・・インストール済のアプリケーションがそのまま使える。周辺機器のドライバもそのまま使える。 ■短所・・・パソコンの動作速度が遅くなる。ウイルスなどをそのまま引き継ぐ可能性があるため、セキュリティ対策が重要となる。 |
デュアルブートとは何か
デュアルブートとは、1台のパソコンでWindows XPとWindows Vistaの両方を使えるようにする方法をいいます。
Windows XPを使ってきたパソコンの中には、ハードディスクは「ドライブC」と「ドライブD」の2つの領域に分かれています。通常、ドライブCにWindows XPがインストールされています。ドライブDは、ユーザーが作成したファイルなどを保存するところです。
デュアルブートは、ドライブDにWindows Vistaをインストールして、XPも使えるようにします。
デュアルブートを行うためには、ドライブDの容量が20GB以上必要となります。「スタート」→「マイコンピュータ」をクリックし、「ローカルディスク(D)」をクリックして容量が十分あるのかを確認しておきましょう。
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